カーリースは自分では車を所有せずに、借りるという形で自家用車のように使えるのが魅力のサービスです。
ただ、レンタカーとは違ってその契約は一日、二日程度ではないのが一般的。
では最短と最長でどのくらいの期間になっているのでしょうか。
統一的なルールは特に設定されていない
カーリースの期間に関しては、業界内で統一されたルールのようなものは特に存在していません。
法的にも根拠となるものは特にないため、基本的にはそれぞれの会社の考えによって自由に設定しているというのが現状です。
カーリースの最短期間はどれくらい?
とはいえ、業界内でもある程度の相場というものは存在しています。
カーリースと言えば年単位での契約が一般的で、最短では一年から数年程度というサービスを提供している会社もあります。
また月単位の契約でも可能で、その場合には一ヶ月が最小単位と言えるでしょう。
ただし月単位の場合には中古車限定であったり、保証金が必要になるなど、通常のカーリースに比べて様々な制約が設けられていることが多いようです。
カーリースの最長期間はどれくらい?
逆に最長では、7年から9年程度で提供しているという会社が大半のようです。
中には10年を越える契約を提供している会社もありますが、それほど一般的ではありません。
感覚的には少し短いと感じられる人もいるかもしれませんが、通常、車を購入した場合でも10年程度が買い替えを考える時期だと言われています。
中古車の買取でも10年が一つの目安となっており、一部の例外を除いてはそこからほとんど価値は無くなっていきます。
そう考えると、長くても10年以内というのは妥当なところと言えるのかもしれません。
まとめ:契約期間は変更できないことも意識しよう
原則的にカーリースの契約期間は契約時に決められ、契約期間を変更することはできません。
もっと利用したい場合は再契約できる場合もありますが、途中解約は認められておらず、違約金が発生する点には気をつけましょう。